トイレトレーニングの最大のポイントとして”トイレトレーニングをもう少し大きな視点”で眺めた お話をいたします。 オムツを卒業して、パンツで過ごすこと。お箸を上手に使えるようになること、片付けの習慣など。これらは、身辺の自立への一歩です。 「4月から幼稚園なんだから、ちゃんとしようね」 「こんなだらしないと女の子らしくないよ」と子どもの将来を想い、 子どものことを真剣に考えるからこそ、多少、キツク叱ることもあるでしょう。 親が真剣に教えているのに無視したり、ふざけたりされるとイライラが爆発! 思わず手が出てしまったときは、やりすぎた・・・と後になって後悔してしまうこともありますよね。 ![]() 子どもの成長にあわせて、トイレなどの身辺の自立を親が教え、進めてゆくことは、とても大切なこと。 そして、もっと大事なことが、親への依存です ついつい、もう4歳なんだから、お兄ちゃんなんだから、と子どもの自立を 進めたくなるのが親心ですが、子ども・・・、特に幼児期の子どもは、自立の前に親への依存が必要なんですね。 親に甘えたり、ダダをこねたり、泣きわめいたりすることで、 ストレスを発散しますし、心も安定してくるものなんです。 親とのかかわり、依存のなかで心が育っていくもの。 子どもは、甘え、わがままで当たり前。そういうもの。 いえ、むしろ、親に甘えられるのは、良好な親子関係の証拠なんですよ。 3歳をすぎてくると、子どもの態度や言葉は一丁前。 親の言動への理解力も、かなりのものですよね。 ほんの一瞬だけ、「まだ3年しか生きてないんだよね」ということを忘れてしまうこともあるかと思います。ぜひ、ほんの3年前まで、あなたのお腹の中で、あなたに100%守られていた目の前のお子さんの姿、こころを、見守ってあげてくださいね。 |