「登園を嫌がった」ときに知っておきたい3つのこと


登園時刻。朝のあわただしい時間。
子どもが「幼稚園に行きたくない!!」と大泣き。
子どもの泣く姿はとても辛く、胸が締め付けられ、涙がでそうになりますよね。

でも、親としては、イヤ!という言葉を聞くと子どもの今後のためにもと
「頑張ろうね!」と言いたくなるかもしれません。
でも、3つだけ知っておいていただきたい大切なことがあります。

それは、

1.子どもは、おにいちゃんなんだからと幼稚園に行くぞ!という気持ちを
  自分でしっかりともっていること

2.子どもは、怖い気持ち、不安、ストレスを親に甘えることで解消していること

子どもが成長し、自立への一歩を踏み出してゆくときは、
カッコいいお兄ちゃん、しっかりしたお姉ちゃんになろう!という自立の心と
不安だったり、イヤだ〜という気持ちが戦うことになります。
そして不安が大きくなると子どもは親に甘えることで「こころの栄養」を満たしてもらうのです。

イヤ!イヤ!と言ったりするのも子どもが親に甘えてくれているのです。
そして、3つ目の大切なこと。

3.子どもが親に甘えられるのは、とても良好な親子の関係が築かれていること


イヤイヤ!行きたくない!と泣く子どもの顔を見るのは辛いと思います。
でも、そうやって親に甘えられるというのは、親子で本音が言いえる、とても素敵な関係が築けているということなのです。
とても自信を持って良い事、なのですね。

「うちの子はまったくイヤイヤ!言わないのですが・・・。」

このように思われることもあると思います。
はい、直接、幼稚園のことでイヤイヤ!といわなくても別のことで親に甘えることで、うまくストレスを発散している子ども多くいますので、ご心配なさらないでくださいね。
問題は、子どもひとりで頑張りすぎて、溜め込んで、大爆発することです。

「それは分かったけれど、どうすればすんなりと幼稚園に登園してくれるの?」
「園では遊べているのかしら?と心配になるのですが・・・」と思われるかもしれません。


そうですね。親としての園での生活がとても気になると思います。

お子さんが園で楽しく遊べている様子か?これを確認することはとても大切です。

お子さんに聞きますか?
いえいえ、ここはお子さんに聞くのではなく、ぜひ先生にお聞きになられてみてくださいね。
やはり、先生にきくことが一番なんです。それはなぜか?

これは逆の立場になって考えてみるとわかるかもしれませんね、
あなたがお子さんだとして、学校から帰ってきて『どうだった?』と親に聞かれても素直に言葉にはできないことが多いのではないでしょうか。

子どもって「幼稚園どうだった?」「給食ぜんぶ食べたの?」「誰と遊んだの?」など
聞かれることが嫌な場合が多いものなんですね。

聞かれれば聞かれるほど、「別に。」「何もしてない」「誰とも遊んでない」と親が心配するような答えが返ってきます。
これらの言葉をいう子どもは親を心配させたいのではなく、単純に「聞かれたくない」「答えたくない」の気持ちなんですね

ここで、親が過敏になってしまい追求してしまうと、子どもも理由を考えなけ
ればならなくなりますからこれがまたプレッシャーになることも…。
ぜひ、幼稚園の先生に聞かれるようにされてくださいね。


ちょっとだけ我が家の話をさせてください。

長女のサツキは、入園時は緊張感はあるものの、嫌がることなく幼稚園に行っていました。
ですが、ある時突然、登園を嫌がるようになりました。
朝起きると、「行きたくない」と大泣き。

いつかはこんな時がくるとは分かっているものの、我が子の泣く姿はとても辛く、私も涙がでそうでした。
どうしてなんだろう・・・。

この頃は、まだ小さい妹にも手がかかり、お姉ちゃんにゆっくり向き合っていないことが思い当たりました。
朝の仕度もあわただしく、時間までに連れて行かなければ!とバタバタする毎日。

そこで、朝起きてきたら、どんなにしたいことがあっても手を止めて、娘としっかり目と顔を合わせることにしました。
これはとても大事。毎日顔をしっかりと見ることで、その日の体調など子どもの様子がちゃんとわかるようになります。
そして、そのとき・・・

「幼稚園に行ったら先生がママのかわりに守ってくれるよ。」
「困ったことがあったら、先生になんでも言っていいんだよ。」
「先生がちゃんと守ってくれるよ」と安心させてあげました。

ときには、妹をおんぶしながら、上の娘を抱っこして登園することもありました。。。
これが、わたしのがに股に拍車をかけたのですが・・・。

「妹も大事だけど、あなたも大事だよ。」
「少しのあいだ離れていてもずっと考えてるよ。」
「お帰りの時間になったら、ママも楽しみに迎えに行くからね。行ってらっしゃい!」

といつものように、抱っこしながら話をすると・・・
泣くのを止め、涙を拭きながら、「サツキ、幼稚園行く!!」とその日から泣くことなく登園するようになりました。


「こころの栄養」が満タンになり、また、園や先生に対しての不安感、親から離れることの心配も消えた一瞬だったようです。
子どもなりにも私の気持ちを再確認したかったこともあるのかな・・・と思います。


登園を嫌がるときの大切なポイント

 ・幼稚園に入ったばかりの頃の子どもの行動は?
 ・お子さんの不安を解消する一番の方法とは?
 ・登園拒否と親子の関係について
 ・どんなときに登園を嫌がるようになるのか、登園を嫌がる2つのパターンとは?
 ・登園を嫌がった場合に親ができることとは?
 ・幼稚園の先生に相談される際に気をつけるたった1つの事とは?
 ・子どもに幼稚園の様子を聞いてもいい時とは?その聞き方は?
 ・幼稚園を休ませるかの判断はどうすればいいのか?
 ・子どもが幼稚園不信になる親の行動とは?
 ・進んで登園するためのたった1つのポイントは?


などなど。

母親の視点、保育士の視点の両方から、
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この特別テキストを最後までお読みいただくことで、大切なことは難しいことでもなく、
そんなにも多くないことにお気づきになられるでしょう。

このヒントをもとにあなたのお子さんが幼稚園嫌い!という時期を乗り越え、元気に楽しく幼稚園に行ってくれることを願っています。


杉浦しずく
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